こんばんは。
星野です。
患者様と会話をしていたりコーチングをしていたりすると
マインドセットって本当に大切だなと感じます。
では、何かを始める上で、なぜ“マインドセット”が必要なのか?
本日はここをお話ししていこうと思います。
何かを始めようとするとき、
多くの人は「やり方」や「ノウハウ」を探します。
でも本当に大切なのは、行動の前に“心の土台”を整えること。
つまり、**マインドセット(心のあり方)**です。
人間の脳は、思考よりも“感情”に強く影響されます。
たとえば、同じ行動でも
「できる気がする」と思ってやるのと、
「失敗したらどうしよう」と思ってやるのとでは、
脳の反応がまったく違うんです。
脳の扁桃体(へんとうたい)は、危険を察知すると自動的にブレーキをかけます。
つまり、心の中に“恐れ”や“不安”があると、
その信号が脳に「やめておけ」と伝わり、行動が止まります。
どんなに正しい方法を知っていても、
マインドが整っていなければ、脳が“行動拒否”を起こすんです。
心理学では、行動を決めるのは「思考」ではなく「意味づけ」だと言われます。
たとえば——
・「失敗=恥ずかしい」と捉える人は、挑戦を避ける。
・「失敗=学び」と捉える人は、行動を重ねる。
同じ出来事でも、“どう意味づけるか”で行動の方向が変わります。
この“意味づけ”を前向きに整えるのが、マインドセットです。
状況
①マインドセットが整っていない
②マインドセットが整っている
失敗した時
①「やっぱり自分はダメだ」
②「うまくいかない方法がわかった」
不安を感じた時
①「やめた方がいいかも」
②「この不安を超えたら成長できる」
他人と比べた時
①「自分は劣ってる」
②「学べるところがある」
行動力の差ではなく、心の捉え方の差ということです。
マインドセットが整っている人は、
出来事を「自分を成長させる材料」として受け取ることができます。
「やり方」を変えてもうまくいかないとき、
実は「心の前提(=マインド)」が古いままのことが多いです。
たとえば、
「どうせ自分には無理」という前提のまま行動しても、
脳は“証拠探し”を始め、うまくいかない方向へ意識を向けてしまいます。
逆に、
「やってみたら何かが変わるかもしれない」という前提を持つと、
脳は“可能性の証拠”を探し始めます。
これを心理学では認知バイアスの再設定と呼びます。
つまり、行動を変えるより先に、
“ものの見方”を変えることが、結果を変える第一歩。
何かを始める時、
うまくいく人と途中で折れてしまう人の違いは、
「スキル」よりも「マインド」にあります。
マインドセットとは、
「何があっても、自分で自分を支えられる心の姿勢」
この土台があると、
どんな環境にいても、どんな壁にぶつかっても、
自分のペースで前に進むことができます。
また書きます。
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