こんばんは。
星野です。
僕たちは誰でも「人とつながりたい」と思いながらも、実際にはなかなかうまくいかないことがあります。
「どうせ自分なんて」「嫌われるかもしれない」と感じて、人との距離を取ってしまうこともあると思います。
ですが、脳科学や心理学の視点から見ると、「人とつながる力」は鍛えられるスキルなんです。
カギになるのは「神経可塑性(しんけいかそせい)」と呼ばれる脳の特性です。
神経可塑性とは、脳の神経回路が経験によって変化し続ける能力のことです。
たとえば新しい楽器を練習すれば脳にそのための回路ができるように、人との関わり方や感じ方も繰り返すうちに回路が強化されていきます。
つまり「人とうまく関われない自分」も、脳の使い方次第で少しずつ変えられるということです。
心理学や脳科学の研究では、孤独感が長く続くと**扁桃体(危険を察知する脳の部位)**が過敏になりやすいとされています。
すると、人と出会う場面でも「安心」より「警戒」が先に立ちやすくなるんですね。
「相手は自分を否定するかもしれない」
「嫌われたらどうしよう」
こうした思考のクセが強まると、実際の人間関係もうまくいきにくくなってしまいます。
では、どうすれば神経可塑性を利用して「つながる力」を育てられると思いますか?
1. 小さなポジティブ体験を積む
人とのやり取りの中で「ありがとうと言えた」「相手が笑顔を返してくれた」という小さな成功を、意識して記憶に残すこと。
これを繰り返すと、脳は「人と関わっても大丈夫だ」と学習していきます。
2. 自分の感情を言葉にする練習
心理学では「情動調整」と呼ばれるプロセスがあります。
不安や寂しさを心の中に閉じ込めるのではなく、「いま緊張してるな」と言葉にすることで、脳の前頭前野が働き、感情が整理されやすくなるんです。
結果的に、人との関わりが少しラクになります。
3. 共感を受け取るトレーニング
人の話を聴くことも大切ですが、実は共感を受け取る側の練習も必要です。
「ありがとう」「わかるよ」と言われたときに、反射的に「いや、そんなことない」と否定せず、一度受け入れる。
これが脳の「安心回路」を育ててくれます。
「人とつながる力」は生まれつき決まっているものではありません。
神経可塑性のおかげで、僕たちの脳は経験次第で変わり続けるんです。
人との小さなやり取りを大切に積み重ねること。
感情を正直に言葉にすること。
相手からの共感を素直に受け取ること。
その一つひとつが、脳の回路を少しずつ書き換え、「人とつながる力」を鍛えていきます。
僕自身も「人と関わるのが怖い」と思っていた時期がありました。
でも、ほんの小さな経験の積み重ねで、確かに心がラクになってきました。
だからもし「自分は人付き合いが苦手だ」と思っていても安心してください。
脳は変われる。
そして、人とつながる力は、必ず育てていけるんです。
また書きます。
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