こんにちは。
あなたの本音に寄り添う感情パートナーの星野です。
今日は、「共感されない」と感じてしまう理由について、脳と心のメカニズムからお話ししたいと思います。
◆ 共感されないと感じる“あの孤独感”
誰かに話をしたときに、
「うん、それで?」
「でも、あなたにも悪いところあるんじゃない?」
「私はそんな風に思わないけどな」
…そんな返しをされた経験、ありませんか?
頭では「悪気はないんだろうな」と思っても、 心は傷つき、 「私はわかってもらえないんだ」 と、強い孤独感を感じてしまいますよね。
この感覚には、実は脳の仕組みが深く関わっています。
◆ 脳は“共感”を必要としている
私たちの脳には、ミラーニューロンという神経細胞があります。
これは、他人の感情や行動を“自分ごと”のように感じるための仕組みです。
例えば、誰かが泣いていたら自分も悲しくなったり、 誰かが笑っているとつられて笑顔になったりしますよね。
それがミラーニューロンの働きです。
でもこのミラーニューロンは、相手の反応が冷たいときや 否定されたと感じたときには、働きが弱まってしまいます。
つまり、共感してもらえないと感じるとき、 脳は「私は孤立している」と判断し、 不安やストレスのホルモン(コルチゾール)を分泌してしまうんです。
◆ 共感されない=“危険”と感じる脳
脳にとって「共感されない」という状況は、
生存本能レベルで“危険”と認識されます。
なぜなら、私たちの祖先は集団で生きることで命を守ってきました。
だから「仲間外れにされる」ことは、“命の危機”に直結する大問題だったんです。
その名残で、今の私たちの脳も 「理解されない」=「ひとりぼっちになる」=「生き延びられない」 と、自動的に危険信号を出すようにできているんです。
◆ 心が求めているのは「正解」ではなく「共感」
多くの人が、「アドバイス」や「正論」を求めているように見えますが、
本当は違います。
心が欲しがっているのは、
「そうだったんだね」
「つらかったよね」
「わかるよ、その気持ち」
という 感情の受け止め なんです。
脳はこの“共感の言葉”を受け取ると、 安心ホルモン(オキシトシン)を分泌します。
そして、「私は一人じゃない」と感じられることで、 心がようやく落ち着いてくるんです。
◆ あなたの感じていることは、“感じていいもの”です
もしあなたが、
「なんでわかってもらえないんだろう」
「またひとりで抱え込んでしまった」
と感じているとしたら…
それは、あなたに問題があるわけじゃありません。
それは、脳の自然な反応であり、 人として当然の欲求なんです。
共感されないことは、誰にとってもつらいことです。
でも、「共感されたい」と感じるあなたの心は、 とても健全で、ちゃんと“生きている”証拠なんです。
◆ 最後に:共感を求めることは、弱さではなく“人間らしさ”です
「共感してほしい」と思うことを、
「わがままかな」
「依存かな」
と思って、我慢してしまう人が本当に多いです。
でも、それは全然わがままじゃありません。
むしろ、共感を求められる人は、 自分の感情に素直で、人と心でつながれる力がある人です。
どうか、自分の「わかってほしい」という気持ちを否定しないでくださいね。
あなたは、一人じゃありません。 このブログを通して、あなたの心に少しでも寄り添えたなら嬉しいです。
また書きます。
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