こんばんは!
星野です。
「私の話、誰もちゃんと聴いてくれない…」
ふと、そんな寂しさを感じることはありませんか?
家族や職場、友人との会話の中で、話しているのにどこか心が満たされない。 そ
れは、”話すこと”はできていても、”聴いてもらうこと”ができていないからかもしれません。
心理学では「傾聴(けいちょう)」という言葉があります。
耳を傾けると書いて“傾聴”。
これは単なる「聞く」ではなく、相手の言葉や感情に心を向けて「聴く」姿勢のことを指します。
傾聴には3つのレベルがあると言われています。
1. 言葉をそのまま受け取る(聞く)
2. 相手の感情に意識を向ける(聴く)
3. 相手の立場や背景にまで寄り添う(共感する)
たとえば、「最近しんどくてさ」と誰かが言ったときに、 「そっか、疲れてるんだね」と返すだけで、相手は少しホッとします。
それは、自分の感情を“受け止めてもらえた”と感じるから。
人間には、生まれながらにして「共感されたい」「受け入れてほしい」という欲求があります。
これは心理学者カール・ロジャーズの「自己理論」でも語られているように、 “無条件の肯定的関心”を受けることで、人は安心し、自己を肯定できるようになるのです。
だからこそ、自分の話を真剣に聴いてくれる人がいるだけで、 心は癒され、孤独は和らぎ、前を向く力が湧いてくるんです。
しかし、現実には「ちゃんと聴いてもらう経験」が少ないまま大人になる人も多くいます。
・親がいつも忙しくて、話を最後まで聞いてもらえなかった
・話すと「それくらい我慢しなさい」と否定されてきた
・誰かに話しても、アドバイスばかり返ってきて、モヤモヤが残る
こうした経験が積み重なると、 「どうせ言っても分かってもらえない」 「自分の気持ちは後回しにした方がいい」 そんな思い込みが心の中に根を下ろしてしまうのです。
今、「私の話をちゃんと聴いてくれる人はいない」と感じているなら、 それはあなたが“悪い”わけではありません。
むしろ、それだけ「ちゃんと聴いてほしい」「理解してほしい」気持ちがあるという証拠です。
自分の話を、ちゃんと“最後まで”“ジャッジせず”“共感をもって”聴いてくれる人に出会えたとき、
あなたの中の小さな傷や孤独は、少しずつ癒されていきます。
本当に聴いてくれる人に出会うことも大切ですが、 まずは「自分で自分の話を聴いてあげる」ことも、癒しの第一歩です。
・「今、自分は何を感じてる?」
・「どんな言葉をかけてほしかった?」
・「本当は、誰に何を伝えたかった?」
そんなふうに、少しずつ自分の気持ちをキャッチしてあげることで、 心は静かに整っていきます。
話すことは、放つこと。 聴いてもらうことは、満たされること。
もしあなたが「私の話をちゃんと聴いてくれる人なんていない」と感じているなら、 その気持ちを僕は、ちゃんと受け取りたいです。
誰かに話すことで、心が軽くなる瞬間があります。 そして、あなたのその“話したい気持ち”は、 きっと誰かにとっても、必要な勇気になるかもしれません。
また書きます。
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