こんばんは。
星野です。
「人とつながりたいと思っているのに、近づくと怖くなる」
「距離を縮めたくなる一方で、なぜか引いてしまう自分がいる」
そんなふうに感じること、ありませんか?
これは、あなたが悪いわけでも、気にしすぎなわけでもありません。 もしかすると、**あなたの“愛着スタイル”**が影響しているのかもしれません。
「愛着スタイル」とは、子どもの頃に身につけた「人との関わり方のクセ」のようなものです。
特に、親との関係性の中で育まれるもので、大人になった今も、人間関係の土台として深く関わっています。
大きく分けると、以下のようなスタイルがあります。
1. 安定型(安心型)
* 人を信頼しやすく、自分の感情も相手に伝えやすい
* 親密な関係にも自然に入れる
2. 不安型(不安定型)
* 相手に嫌われるのが怖くて、過剰に気をつかう
* 距離が近くなるほど「見捨てられるかも」と不安になる
3. 回避型(不安定型)
* 人に頼るのが苦手、自分で何とかしようとする
* 親しくなるほど「自由がなくなる」「コントロールされるかも」と感じて距離をとってしまう
「誰かと深くつながりたい」 でも「傷つくのが怖くて踏み込めない」
この矛盾のような感覚は、まさに愛着スタイルからくる“心のブレーキ”です。
たとえば、回避型の人は、 「本当は近づきたいのに、無意識に距離をとってしまう」 「頼ったらダメな気がする」「弱さを見せたらコントロールされる」 と感じてしまいやすいです。
不安型の人は、 「関係が深くなるほど不安になる」 「相手のちょっとした反応に傷ついてしまう」 「嫌われたくなくて、自分を抑えすぎてしまう」
こうした“つながりたいのに怖い”というジレンマを抱えるのは、あなたの性格が問題なのではなく、これまでの経験があなたをそうさせているのです。
では、どうすればいいのか?
まずは、「あ、自分はこういうパターンを持ってるんだな」と気づくことがスタートです。
気づくことで、無意識だった心の反応に意識が向き始めます。
たとえば、
* 「私は人と親しくなるとき、なぜか不安になるな」
* 「頼るのが苦手なのは、弱さを見せるのが怖いからかも」
* 「心のどこかで“どうせわかってもらえない”と諦めてるかも」
こういった気づきが、少しずつ自分との関係を変え始めます。
一度身につけた愛着スタイルも、安心できる関係性や自己理解を重ねることで、少しずつ変わっていくと言われています。
特に、安心して自分の気持ちを表現できる経験は、「人といても大丈夫」「本音を出しても受け入れられる」という感覚を育ててくれます。
僕自身も、「人に頼るのが怖い」「本音を出したら引かれるんじゃないか」と思っていた時期がありました。 でも少しずつ、「この人には言っても大丈夫かも」と感じられる相手を見つけ、自分の本音を小出しにしていくうちに、心の中の“怖さ”が和らいでいきました。
「つながりたいのに怖い」と感じるあなたは、何もおかしくないし、間違っていません。
それは、あなたの心が“守ろう”としてきた証です。
でも、もう少しだけ、自分の心に優しくなってみてもいいかもしれません。
過去に身につけたパターンを知り、少しずつ手放していくことが、 本当に望む「つながり」への一歩になります。
また書きます。
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