こんばんは。
星野です。
「誰かにわかってもらいたい」
「気持ちを受け止めてもらいたい」
そう感じたことはありませんか?
僕も昔、つらい気持ちを話したのに、相手に軽く流されてしまって余計に孤独を感じたことがありました。
なぜ人は、ここまで“共感されたい”と願うのでしょうか?
実はこれは、脳の働きと深く関わっているんです。
人間の脳は、もともと「群れ」で生きるように進化してきました。
孤立は危険=命にかかわることだったんです。
だから脳は、「つながりがあるか」「理解されているか」を常に確認しています。
共感されると安心し、孤独を感じると不安になるのは、この“生存戦略”の名残だといえます。
誰かに「わかるよ」と言ってもらえたとき、脳では“オキシトシン”というホルモンが分泌されます。
オキシトシンは「安心ホルモン」「絆ホルモン」とも呼ばれ、心を落ち着け、信頼感を強めてくれます。
逆に、共感されず孤独感が強まると、脳はストレスホルモン(コルチゾール)を分泌します。
これが「心がざわざわする」「不安で眠れない」などの状態をつくってしまうのです。
面白いのは、共感が言葉だけではなく、表情や声のトーンでも脳に伝わることです。
相手の「うん」「そうなんだね」といった頷きや、あたたかいまなざしがあるだけで、脳は安心信号を受け取ります。
つまり、誰かと深く分かち合うとき、言葉以上に「存在そのもの」に共感を感じることが多いんです。
ただ、現実ではいつも周りから共感されるとは限りませんよね。
そんなとき大切なのは、まず自分で自分に共感することです。
「そっか、私は今こんなに寂しいんだね」
「本当は誰かに受け止めてもらいたかったんだよね」
こうやって心の声をそのまま受け止めるだけでも、脳は安心を感じやすくなります。
“共感されたい”という気持ちは、弱さではなく脳の自然な働きです。
むしろ、それだけ人は「つながり」を大切にする存在だということです。
そしてその第一歩は、誰かに分かってもらう前に、自分自身が自分を分かってあげることです。
もし今「共感されない」と孤独を感じているなら、まずはあなたの心に寄り添ってみてください。
その優しさが、周りとのつながりをつくる最初のきっかけになるはずです。
また書きます。
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