こんにちは。
星野です。
「私って、自己肯定感が低いのかな…」
そう感じたこと、ありませんか?
僕のところに来られるクライアントさんからもよく聞く言葉です。
「もっと自信を持たなきゃ」って、思えば思うほど空回りして、逆に落ち込んでしまったりする。
でも、ここで大事なのは、 「自己肯定感」と「自信」って、実は別物だって知っていましたか?
今日はこの2つの違いについて、心理学の視点からわかりやすくお話ししていきますね。
自己肯定感とは、**「ありのままの自分を受け入れる感覚」**のこと。
簡単に言うと、 「うまくいってても、うまくいってなくても、私には価値がある」 って、自分で自分に言ってあげられる感覚なんです。
心理学ではこれを、「無条件の自己受容」とも呼びます。
子どもの頃に「できなくても大丈夫だよ」「あなたはそのままで大切だよ」って言ってもらえる経験が多いと、この自己肯定感が育ちやすいんですね。
でも逆に、「ちゃんとできたときだけ褒められる」「我慢しないと愛されない」って環境で育つと、 「条件付きでしか自分を認められない」クセがついてしまう。
「自信」というのは、 「自分にはできる」と思える気持ちのこと。
たとえば、 ・この仕事はうまくできそう ・人前でもちゃんと話せる ・子育てには自信がある …などなど。
これは「自己効力感」といって、心理学者バンデューラが提唱した概念です。 つまり「やったことがある」「成功体験がある」ことに基づいているんです。
だから、自信は「できる・できない」「成功・失敗」で上下しやすいもの。 一時的に高まったり、落ちたりするのは自然なことなんです。
自己肯定感が低いと、「失敗=自分には価値がない」って感じやすくなります。
たとえば、
・人間関係がうまくいかないと「私が悪いんだ」と責めてしまう
・少しでも否定されると「全部否定された」と感じてしまう
・完璧にやらなきゃ価値がないと思ってしまう
…こういう風に、自分に厳しすぎる思考パターンが出てきやすくなるんですね。
よく「自信がない=自己肯定感が低い」と思われがちですが、実はそうじゃありません。
自信がなくても、「今の自分も大丈夫」「できないこともあるけど、それでも私は私」と思える人もいます。 これがまさに、自己肯定感のある状態。
逆に、どんなに成果を出しても、「もっと頑張らなきゃ」「今の自分じゃダメだ」と思ってしまう人は、自己肯定感が低い状態かもしれません。
でも、いきなり「自分を好きになろう!」と言われても難しいですよね。
だから、まずは小さなステップからで大丈夫です。
✅ 頑張ってる自分をねぎらう
✅ 感情に「そう思ってるんだね」と声をかけてあげる
✅ 完璧じゃない自分を、少しずつ許していく
✅ 誰かに「わかるよ」と言ってもらう経験を積む
この積み重ねが、 「私はこのままでも大丈夫」と思える土台になっていくんです。
最後に僕が伝えたいのはこれです。
「あなたの価値は、結果や能力じゃない」 どんな感情を抱えていても、どんな過去があっても、 あなたという存在に価値はある。
それを信じられる力が、自己肯定感なんです。
もし今、人間関係でつらさを感じていたり、 「わかってもらえない」「頑張ってるのに報われない」 そう思っていたら、一度立ち止まって、 「できてない自分も、ここにいていい」って、自分に言ってあげてくださいね。
また書きます。
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