こんばんは。
星野です。
「家族や友達と過ごしているのに、なぜか心が満たされない」
「会話していても、自分だけが取り残されているように感じる」
そんな経験はありませんか?
一見、人とつながっているように見えても、心の中ではぽっかりと穴が空いている。
その原因のひとつに、「認知フィルター」という心の仕組みがあります。
私たちの脳は、外の世界をそのまま受け取っているわけではありません。
過去の経験や信念を通して、「自分なりの解釈」に置き換えて受け取ります。
この“解釈のレンズ”が、心理学でいう認知フィルターです。
例えば、過去にこんな経験があったとします。
* 自分の意見を否定された
* 「空気を読め」と言われて我慢した
* 感情を出したら距離を取られた
このような記憶があると、脳は「どうせ分かってもらえない」というフィルターを作り、無意識にそのレンズ越しで人を見てしまいます。
たとえ目の前の人が笑顔で話しかけてくれても、フィルターが「相手は本当は自分に興味がない」と解釈してしまえば、温かさを受け取れません。 結果として、実際には“つながり”があるのに、心は“孤独”を感じるのです。
この状態では、相手の言葉や態度よりも、「自分の中の予想や思い込み」が優先されます。 まるで透明な壁が、自分と相手の間に立ちはだかっているような感覚になります。
1. フィルターの存在に気づく
「本当に相手がそう思っているのか?」と、一歩引いて考えてみます。
まずは「これは私の解釈かもしれない」という意識を持つことが第一歩です。
2. 小さな“事実”を拾う
相手が笑ってくれた、頷いてくれた、メッセージを返してくれた——
こうした“小さな事実”に注目し、解釈より事実を優先してみましょう。
3. 安全な人との関わりで練習する
否定や批判をしてこない相手と、少しずつ感情や本音を共有する練習をします。
「受け取っても大丈夫」という体験が増えるほど、フィルターは薄くなります。
孤独感は、「人がいないから」だけで生まれるものではありません。 時には、自分の中の認知フィルターが、つながりを遮ってしまうことがあります。
でも、そのフィルターは一生消えないものではなく、 新しい体験と気づきによって、少しずつ透明になっていきます。
また書きます。
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