おはようございます。
星野です。
本日は東京出張でして整体院はお休みさせていただきます。
また明日から営業していますのでご来院予定の方はお気をつけてお越しください。
本日は認知科学についてお話ししていきます。
「人と一緒にいるのに、なぜか孤独を感じる」
「誰かに話したいのに、心の奥までは分かってもらえない気がする」
実は“孤独”は単なる気持ちの問題ではなく、脳が処理している「認知の働き」と深く関わっています。今回は、認知科学の視点から「脳は孤独をどうとらえているのか?」を一緒に見ていきましょう。
人間の脳は、進化の過程で「群れで生きる」ことを前提に設計されています。 孤独を感じるとき、脳は「危険信号」として反応するんです。
* **扁桃体(へんとうたい)**が不安や恐怖を増幅させる
* 前頭前野が「このままではダメだ」と未来の不安をシミュレーションする
* その結果、孤独は「命に関わるかもしれない」と感じさせる
つまり、孤独感は“心の弱さ”ではなく、“生き残るための仕組み”なんですね。
同じ状況でも、孤独を強く感じる人とそうでない人がいます。 その差を生むのが「認知フィルター」です。
例えば…
* 相手の反応が少し冷たく感じただけで「嫌われた」と解釈する
* 「私なんて必要とされていない」と自動的に考えてしまう
* 本当はつながっているのに「私はひとりだ」と思い込む
脳は過去の体験から作られた思い込みの“レンズ”を通して世界を見ています。 そのレンズが曇っていると、本当は孤独じゃなくても「孤独だ」と認識してしまうんです。
では、どうすれば孤独感を和らげられるのでしょうか?
ポイントは「脳が世界をどう解釈しているか」に気づくことです。
1. 事実と解釈を分けてみる
* 事実:「今日は誰からも連絡がなかった」
* 解釈:「私は必要とされていない」
→ この“解釈”を変えるだけで心の反応は変わります。
2. 小さなつながりを意識する
* 朝の挨拶を交わした
* 店員さんと笑顔でやりとりできた
これも立派な「社会的つながり」として脳は処理します。
3. 自分の感情を言葉にする 「寂しい」「心細い」など、気持ちを認識して言葉にすると、脳の情動の整理が進み、前頭前野が落ち着きを取り戻します。
孤独感は「もっとつながりが必要だよ」という脳からのメッセージです。 それを責めたり押し込めたりするのではなく、サインとして受け止めること。
孤独を正しく理解することで、心は少しずつ楽になっていきます。
あなたの脳が「孤独」という感覚をどう処理しているのかを知ることは、
“本当の自分とのつながり”を取り戻す第一歩になるんです。
また書きます。
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