おはようございます。
星野です。
「ひとりでいると、なんだかソワソワする」
「誰にも必要とされていないようで不安になる」
「SNSを開いても、余計に孤独感が増すだけ…」
そんなふうに、誰かと一緒にいないと不安になる気持ちって、誰にでもあるものです。
でも、それは「あなたが弱いから」でも「依存体質だから」でもありません。
実は、脳の仕組みによる自然な反応なんです。
◆「孤独=危険」と脳が判断する理由
私たちの脳は、太古の昔からほとんど進化していません。
狩猟時代、人は「群れ」で生きていないと、命に関わる危険があったんですね。
ひとりになる=猛獣に襲われる、仲間に守ってもらえない、食料が手に入らない
つまり、**「孤独=死のリスク」**と脳が認識してしまうようになったんです。
だからこそ、現代の私たちも、 たとえ家の中で安全に暮らしていても、 ふとひとりになると、脳が**「危険信号」**を出してくるんですね。
それが、不安や焦り、寂しさとなって現れるのです。
◆「人とつながっていたい」は、生存本能
脳の中には、「社会的なつながり」を司る部分があります。
そ
の中でも特に有名なのが、「扁桃体(へんとうたい)」と「前頭前野(ぜんとうぜんや)」。
* 扁桃体は、不安や恐怖を感じる場所
* 前頭前野は、感情のコントロールや共感、判断力を司る場所
誰かに無視されたり、拒絶されたりすると、
脳は「身体的な痛み」と同じ反応を示すことが研究でわかっています。
(これは、実際に怪我をしたときと同じ脳の部位が反応しているという驚きのデータがあります)
つまり、**「孤独=痛み」**と脳は感じているんです。
◆孤独を感じたとき、どうすればいい?
では、孤独を感じたとき、どうすれば少しでも安心できるのでしょうか?
ポイントは、「安心できるつながりを、脳に思い出させてあげる」ことです。
たとえば…
1. 呼吸に意識を向けて、「今ここ」に戻る
不安になっているとき、人の意識は「過去」か「未来」に飛んでいます。
呼吸に集中することで、脳は安心を取り戻しやすくなります。
2. 小さなつながりを思い出す
「ありがとうと言ってくれたあの人」
「今日すれ違った笑顔の店員さん」
そんな小さなやり取りも、脳には大きな安心材料になります。
3. 自分に優しく声をかける
「不安になるのは自然なことだよ」
「ひとりでも、ちゃんと生きてるよ」
こうやって、自分で自分を安心させる習慣を持つと、心の耐久力が上がります。
孤独を感じるのは、あなたが「人とのつながりを大切にできる人」だからです。
そしてその感覚は、あなたが生きていく上でとても大切な“センサー”。 決して、「ダメな自分」や「依存的な自分」ではありません。
あなたのその不安は、脳が「あなたを守ろうとしてくれている証拠」です。
だからこそ、自分を責めないであげてくださいね。
人とのつながりに疲れてしまうときもあれば、 ひとりでいるのが怖くなるときもありますよね。
でも、「孤独を感じる仕組み」を知ることで、 少しでも自分を安心させてあげられたら、生きやすくなります
。
あなたがあなたの味方でいられるように、
これからも、一緒に心の仕組みを学んでいきましょう。
また書きます。
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