こんにちは!
星野です。
今日は「察してほしい」という気持ちが、なぜ人間関係ですれ違いを生んでしまうのか?についてお話ししたいと思います。
僕のところに来られるクライアントさんの中にも、こう話す方がよくいます。
「言わなくても、わかってほしいんです」
「気づいてくれないってことは、大事にされてないってことですよね?」
…その気持ち、すごくわかります。
本当は言いたい。 でも、言うのが怖い。 だから「察してほしい」って、思ってしまう。
でも実はこの「察してほしい」が、人間関係のすれ違いの“始まり”になることが多いんです。
「察してほしい」というのは、裏を返せば 「言葉にするのが怖い」 「断られたら傷つく」 「拒絶されたらどうしよう」 という“心の防衛”なんですよね。
つまり、本音を伝えることへの恐れがある。
心理学ではこれを「回避的対処」といいます。 相手に本音を伝えるリスクを避けるために、察してもらうことに期待してしまう。
だけど、ここに落とし穴があるんです。
よく言われることですが、人は思った以上に“他人の気持ち”を正確には察せません。
なぜなら、私たちは自分の価値観や経験を通してしか相手を理解できないからです。
例えば、あなたにとって「優しさ」とは“声をかけること”かもしれませんが、 相手にとっての「優しさ」は“そっとしておくこと”かもしれない。
この違いに気づかないまま、「察してよ」「なんでわかってくれないの?」と思うと、 すれ違いや誤解がどんどん広がっていきます。
ここで大切なのは、 「察してもらえなかったこと=自分の価値がない」ではないということ。
むしろ、「ちゃんと伝えること」が、相手との信頼を築く第一歩になります。
本音を伝えるのは、怖いです。
でも、「私はこう思っている」「こんなふうに感じている」と自分から出すことで、 相手も安心して心を開きやすくなるんです。
最後に、今日からできるシンプルな習慣をお伝えします。
それは—— **「私、今こう感じてるんだ」**と、短くても自分の気持ちを言葉にしてみること。
完璧に言わなくて大丈夫です。 むしろ、うまく伝えられない自分も、そのままでいい。
「言わなきゃわからないこともある」 そうやって少しずつ、自分の心を言葉にしていくと、 相手との関係も変わっていきます。
「察してよ」は、愛されたい、わかってほしいという心の叫びです。
でも、そこに閉じこもってしまうと、本当に伝えたい気持ちは届かないまま終わってしまうかもしれません。
少し勇気を出して、「言葉」にしてみませんか? あなたの気持ちは、伝えていいものです。
また書きます。
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