こんばんは。
星野です。
人とつながりたい。
でも、傷つくのは怖い。
そんな葛藤を抱えていませんか?
「もっと仲良くなりたい」と思いながら、なぜか一歩踏み出せない。
気を許した途端に裏切られるんじゃないか、嫌われるんじゃないか…。
頭では「大丈夫」とわかっていても、心がブレーキをかけてしまう。
実はこれ、あなたが弱いからでも、人付き合いが下手だからでもありません。
**私たちの脳と心に刻まれた、“進化の名残”**が関係しているのです。
私たちの祖先が狩猟採集をしていた時代、群れから離れることは命に関わる大問題でした。
ひとりで森に取り残されれば、猛獣や飢えの危険が迫ります。 だから脳は、“孤立=危険信号”として反応するようになったのです。
逆に、仲間とつながることは安全の証。 そのため、つながりを求める気持ちは人間にとって生存本能でもあります。
ただし、群れの中には必ず摩擦や争いがあります。 信頼していた相手から攻撃されたり、裏切られたりすることもありました。
そんな経験をした個体は、生き残るために**「警戒心」を強める遺伝的傾向**を持ちやすくなったと考えられます。
つまり、
* つながりたい=生き延びるための本能
* でも怖い=傷つかないための防御反応
この両方が、私たちの中に同時に存在しているわけです。
現代では、物理的に群れを失っても命を落とすことはありません。 それでも脳は進化のスピードが遅く、未だに数万年前のルールで動いています。
だから、SNSでのコメントひとつ、友人からの返信の遅れひとつでも、 脳は「拒絶された?」と勘違いし、不安や恐怖を感じやすくなるんです。
進化の名残を完全に消すことはできませんが、
“怖さ”をうまく扱うことで、もっと軽やかにつながれるようになります。
1. 「これは脳のクセ」と気づく
不安は現実ではなく、古いプログラムの反応だと認識する。
2. 小さな安全体験を積み重ねる
短い会話や軽い挨拶など、低リスクな交流から始める。
3. 信頼できる人を選ぶ目を養う
「全員に好かれよう」とせず、自分を尊重してくれる人との関係に絞る。
「つながりたいのに怖い」という感情は、あなたが弱いからではありません。
それは、あなたの先祖たちが生き残るために磨いてきた知恵の一部です。
だから、その怖さを否定する必要はありません。 ただ、その感情が必要以上に大きくなって、今のあなたの行動を縛っているとしたら、 少しずつ“安全につながれる練習”を始めてみましょう。
あなたがつながりを求めるのは、自然なこと。 そして、怖さを感じるのもまた自然なこと。 どちらもあなたの中にあっていいんです。
大切なのは、「どちらも持ったまま、前に進む」こと。 それが、あなたらしい人間関係の形につながります。
また書きます。
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