こんにちは。
新潟県長岡市で「整体院晴々」の院長をしております、星野 健太です。
5月25日、月曜日。
時刻は16時半、週明けのお仕事もそろそろひと段落つく時間帯ですね。
帰宅の準備で上着に袖を通そうとした時や、高い棚にある荷物を取ろうとした瞬間に、こんな辛い症状を感じていませんか?
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「腕をある一定の高さまで挙げると、肩の奥にピキッと激痛が走る」
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「背中の後ろに手を回そうとすると、肩から腕にかけて強く突っ張る」
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「痛くて腕が挙がらず、着替えや洗濯物を干すのが苦痛になっている」
当院のHPでも専門ページで解説している、「四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)」にお悩みの方に非常に多いサインです。
この痛みをどうにかしようと、痛む肩の付け根を一生懸命もみほぐしたり、無理やり腕をグルグル回して関節を伸ばそうとしたりしていませんか?
実は、解剖学や生体力学の視点から見ると、痛い部分を直接刺激することは、関節内の組織をさらに傷つけてしまう危険な行為です。
なぜ、腕を挙げようとすると肩の奥に激痛が走るのでしょうか?
人間が腕を「バンザイ」の姿勢まで挙げる時、実は腕の骨(上腕骨)だけが単独で動いているわけではありません。背中にある「肩甲骨」も一緒に回転しながら動く構造になっています。
生体力学のデータによると、腕を挙げる際の動きの比率は「腕の関節が2動くのに対して、肩甲骨が1動く(肩甲上腕リズム)」という緻密なバランスで成り立っています。
しかし、日々のデスクワークや猫背姿勢の蓄積によって、背中が丸まり、肩甲骨が背中にガチッとへばりついて動かなくなっている方が非常に多いのです。
肩甲骨が動かない状態で無理に腕を挙げようとすると、どうなるでしょうか?
肩の関節だけで180度すべての動きをカバーしなければならなくなり、関節の隙間が極端に狭くなります。その結果、腕の骨と肩の骨がゴリッと衝突し、その間に挟まれた「腱(すじ)」が削られてしまうのです。
腕を挙げた時の激痛は、筋肉が固まっているからではなく、この「骨同士の衝突による腱の削れ(インピンジメント)」と炎症が原因です。
そのため、痛い肩の表面をいくら強くマッサージしても、関節の中で起きている骨の衝突は防げません。
むしろ、炎症を起こしている腱を外から強く押し潰すことになり、四十肩・五十肩の痛みを急激に悪化させ、夜も眠れないほどの激痛(夜間痛)へと繋がってしまいます。
腕を挙げる時の痛みを防ぐために必要なのは、肩を揉むことではありません。関節の中で骨が衝突する環境をなくし、腱が挟まれないようにする「腕の挙げ方のちょっとした見直し」です。
今日、上着を羽織る時や荷物を取る時にすぐ取り入れていただきたい、簡単な方法をお伝えします。
【肩の衝突を防ぐ、手のひら外向け工夫】
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高いところの物を取る時や、腕を挙げようとする時、無意識に「手の甲」を上に向けたまま腕を挙げていませんか?これは骨が最も衝突しやすいNGな挙げ方です。
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腕を挙げる前に、必ず「手のひら」を天井方向(または外側)にクルッと向けます。
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手のひらを外に向けた状態をキープしたまま、ゆっくりと腕を挙げていきます。
たったこれだけです。
手のひらを外に向ける(腕の骨を外側にねじる)ことで、肩の関節の隙間が物理的にパカッと広がります。 骨と骨が衝突するスペースが回避されるため、腱が挟まれなくなり、腕を挙げた時の「ピキッ」とする激痛が驚くほど出にくくなるのを実感できるはずです。
もし、この工夫をしても肩の痛みが強く残る場合や、そもそも腕が全く挙がらない場合は、腕のねじれだけでなく、全身の「重心の崩れ」が定着し、常に肩甲骨が動かず肩に負担が集中する構造になってしまっているサインです。
当院では、痛い肩を無理に強く押したり引っ張ったりするアプローチは一切おこないません。
着替えや日常のちょっとした動作のたびに肩が辛いとお悩みの方は、関節が完全に固まってしまう前に、ぜひ一度、長岡市の整体院晴々にご相談ください。
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