こんにちは!
星野です。
人との距離感って、難しいですよね。
近づきすぎると苦しくなるし、離れすぎると寂しくなる。
「相手に合わせすぎてしまう」
「嫌なことがあっても、断れない」
「頼まれるとNOと言えない」
もし、こんなふうに感じることが多いなら、 それはあなたが“優しすぎる”からでも、“弱い”からでもありません。
実は、**心理的な「境界線(バウンダリー)」**の存在に気づいていないだけかもしれません。
バウンダリーとは、「心の境界線」のことです。
言い換えるなら、“ここまでは私”、“ここからはあなた”というライン。
これは、物理的な距離だけじゃなくて、 「感情」「時間」「責任」「エネルギー」など、見えない領域にも存在しています。
例えば──
* 友達が毎日のように愚痴を話してくるけど、断れずに聞いてしまう
* 仕事で他人のフォローばかりして、自分の時間がなくなる
* 家族の顔色ばかり気になって、自分の気持ちがわからなくなる
こういったことの背景には、「バウンダリーがあいまいになっている」状態があるんです。
バウンダリーがうまく引けない人には、共通する心理的傾向があります。
1. 愛されたい気持ちが強い
「嫌われたくない」「見捨てられたくない」という不安があると、
つい自分を後回しにしてしまいがちです。
心のどこかで「人の期待に応えることで、価値がある」と思っていませんか?
2. 幼少期の環境
幼いころに「親の顔色をうかがって育った」など、
境界線を尊重されない環境にいた人は、自分と他人の間の線引きが苦手になります。
3. 共感力が高すぎる
相手の気持ちに敏感すぎると、「自分の感情より相手の感情を優先する」クセがつきます。
それは一見、優しさに見えるけれど、自分の心が疲弊してしまいます。
多くの人が誤解しているのが、「バウンダリーを引くこと=冷たくなること」だということ。
でも、本当はその逆なんです。
健康なバウンダリーは、人との関係をもっとあたたかく、安心できるものにします。
なぜなら、自分の感情を大切にして、相手の感情も尊重できる「安全な距離」があるからです。
近づきすぎて傷つくことも、離れすぎて孤独になることもなくなるんです。
じゃあ、どうしたらバウンダリーを整えられるのか?
今日からできる、小さなステップを紹介します。
1. 「今、私はどう感じてる?」と自分に問いかける
感情の声を聞くことが、境界線の第一歩。
「本当は疲れてる」「無理してる」「断りたい」
そんな声に、耳を傾けてみてください。
2. NOを伝える練習をする
いきなりは難しいので、「今回はやめとくね」「少し考えさせて」といった、
やわらかいNOから始めてみましょう。
3. 相手の課題と自分の課題を分ける
心理学者アドラーの言葉を借りるなら、
「その問題は誰の課題か?」を意識すること。
全部自分が背負わなくていいんです。
境界線を引くことは、 「自分を大切にすること」と「相手を大切にすること」の、ちょうど真ん中にあります。
もし今、人との距離に悩んでいるなら、 それはあなたが“ちゃんと人を大事にしてきた証拠”です。
でも、これからは、「自分も」ちゃんと大事にしてあげてください。
あなたがあなたを守ることで、関係性も少しずつ変わっていきます。
また書きます。
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