おはようございます!
星野です。
「なんか、また気を遣いすぎたな…」
「本当は言いたくなかったのに、言ってしまった」
「どうしてあの人の一言が、あんなに気になるんだろう」
こうした人間関係の疲れって、「相手のせい」と思いがちだけど、実は自分の中の“無意識の仕組み”が大きく関係しています。
今日はその一つである「投影」と「反応」について、心理学的な視点からお話ししてみます。
心理学でいう「投影(projection)」とは、自分の中にある思いや感情、欲求、傷つき…そういった“見たくないもの”を、無意識のうちに他人に映し出してしまう心のはたらきのこと。
たとえば──
* 自分が「弱さを見せるのはダメ」と思っていると、人の弱音にイライラしたり。
* 自分の中に「怒り」を抑えてる人ほど、人のちょっとした態度に「怒ってる?」と過剰に反応したり。
つまり、自分の中にある“感情のかけら”を、他人に貼りつけているんです。
投影されたものは、あたかも“相手のもの”のように見えるので、つい強く反応してしまいます。
でも本当は、「自分がまだ受け入れられていない自分」との対面。 だからこそ、無意識に「否定」したくなったり、過敏に反応してしまう。
たとえば…
* 他人の自由さにモヤモヤするときは、「本当は私も自由にしたい」けど、それを許してないとき。
* 人の自己主張にイラッとくるときは、「本当は私も言いたいけど、我慢してる」自分がいるとき。
僕自身も、「わがままな人が苦手だな」と思ってた時期があったんですけど、実はその裏に、「本当は僕も自分を優先したい」って気持ちがあったんですよね。
人間関係の疲れって、相手との摩擦よりも、自分の中の“ズレ”からくることが多いです。
* 本音と行動がズレてるとき
* 自分の感情を抑えてるとき
* 無意識の価値観(=スキーマ)に縛られてるとき
こうしたズレがあると、相手の何気ない言動に心が大きく反応し、どっと疲れてしまうんです。
投影や反応の仕組みを知ることは、自分を責めるためじゃありません。
むしろ、「疲れる原因は全部“相手のせい”じゃなかったんだ」と気づけることで、自分の心を整えるチャンスになります。
次に人間関係でモヤッとしたら、こんな風に問いかけてみてください。
* 「なんでこの言葉がこんなに引っかかるんだろう?」
* 「相手に感じたこの感情、もしかして自分の中にもある?」
* 「本当は、どうしたかったんだろう?」
自分の内側に意識を向けることができれば、少しずつ“反応”が減っていきます。 その分、心も人間関係も、ぐっとラクになります。
人間関係で傷ついたり、疲れたりするのは、ちゃんと心が働いている証拠です。
でも、全部に反応していたら、心がもたないのも事実。
だからこそ、まずは「自分に優しくなること」。 心の中でどんな“投影”が起きているのかに気づいて、自分との関係を整えていきましょう。
ゆっくりでいいから、自分の感情を「敵」じゃなくて「味方」にできたら、きっと人間関係も変わってきます。
また書きます。
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