おはようございます!
星野です。
「この人といると、なんだか安心する」
そんなふうに感じられる関係って、実は当たり前じゃない。
僕自身、人との関係に疲れてしまった時期があって、
“安心できる人”ってどんな人なんだろう?と、何度も考えたことがあります。
今日は、心理学の視点も交えながら、
「安心できる関係」の正体について、一緒に見ていきましょう。
安心できる関係=“安全基地”がある関係
心理学者ジョン・ボウルビィの「愛着理論」では、
人が健やかに生きていくには、“安全基地(セーフベース)”が必要だといわれています。
この「安全基地」とは、自分の存在を受け入れ、見守ってくれる存在のこと。
たとえば、子どもが外で冒険して帰ってきたときに、
「おかえり」「大変だったね」と受け止めてくれる親のような存在です。
大人になっても、この“安全基地”のような関係性は大切で、
それが「安心できる関係」として心の土台になります。
安心できる関係には「3つの特徴」がある
① ありのままの自分でいられる
「ちゃんとしなきゃ」「嫌われないように振る舞わなきゃ」と思わなくてもいい。
そんなふうに“気を張らなくても大丈夫”と思える相手とは、
深いレベルで安心感が育まれます。
② 否定されず、受け止めてもらえる
「そんな考え方はおかしい」と決めつけるのではなく、
「そう感じたんだね」と、まず感情を受け取ってもらえると、心は開きます。
これは心理学でいう“共感的理解”の力。
理解されることで、人は「ここにいていい」と感じられます。
③ 沈黙や不安も、共有できる
安心できる関係は、楽しいときだけではなく、
沈黙が続いたり、何かを正直に話したときに気まずさを感じない関係。
「今ちょっとしんどいんだよね」と弱さを出せる相手って、
本当に貴重です。
じゃあ、安心できる関係をどうやって築けばいいのか?
これはすぐにはできません。
でも、少しずつできることがあります。
まずは、自分自身が「相手の安全基地」になれるよう意識してみること。
すぐに否定せず、感情を聞く姿勢を持つだけで、相手の安心感はぐっと変わります。
そしてもう一つ大切なのは、
“自分の不安や本音を少しずつ出していくこと”。
信頼は、完璧な自分を見せることじゃなく、
「弱さを見せても嫌われなかった」という経験の積み重ねで育ちます。
安心できる関係は、心の栄養
現代は、表面的なつながりやSNSでのコミュニケーションが多くて、
「本当に心がほっとできる関係」って、意外と少ないものです。
でも、だからこそ──
たった一人でも「安心できる人」がいることは、
人生の中でとても大きな意味を持つと、僕は思います。
焦らず、でも誠実に、
あなたのペースで“心が緩む関係”を育んでいけますように。
また書きます。
□■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
\Instagramでも発信しています/
人間関係で悩んでいる人に向けて、心がほっとするような言葉を毎日動画で届けています。
▶ Instagramはこちらから
長岡坐骨神経痛,長岡脊柱管狭窄症,長岡変形性膝関節症,長岡変形性股関節症,長岡椎間板ヘルニア,長岡めまい,長岡頭痛,長岡五十肩,長岡腱鞘炎,長岡テニス肘,長岡ぎっくり腰,長岡手足の痺れ,長岡脳梗塞後遺症,長岡自律神経失調症,長岡不眠症、長岡コーチング