おはようございます。
星野です。
「がんばりすぎちゃうんです…」
そんな言葉をよく聞きます。
ちゃんとしなきゃ。
もっと役に立たなきゃ。
期待に応えなきゃ。
頼られたら、断っちゃダメ。
弱音を吐いたら、迷惑かける。
そんなふうに、「がんばる」ことが当たり前になっている人がいます。
でも、それって本当に“あなた自身の声”なんでしょうか?
がんばりすぎる人の多くが、無意識のうちに抱えている“思い込み”があります。 心理学ではそれを「スキーマ」と呼びます。
スキーマとは、幼少期に身につけた「世界はこういうもの」「私はこういう存在」という思い込みのようなものです。
その人のものの見方・感じ方・行動のクセに深く影響しています。
たとえば、がんばりすぎる人に多いスキーマには、こんなものがあります。
* 「私は価値がない。だから、努力し続けなきゃ」
* 「愛されるには、役に立たないといけない」
* 「弱さを見せたら、拒絶される」
* 「何かを成し遂げないと、自分には存在する意味がない」
こうしたスキーマが、日々の行動を“がんばりすぎる方向”に駆り立てるんです。
なぜ、そのスキーマが生まれたのか?
それは、多くの場合「幼少期の環境」が関係しています。
たとえば…
* 小さいころ、親から「ちゃんとできてえらいね」と言われて育った
* 失敗したときに、責められたり、がっかりされたりした
* 甘えたくても、「自分でやりなさい」と突き放された
* 家族の中で、“いい子”を演じることで家庭の空気を守ってきた
こういう経験を通して、
「私は“がんばってるとき”だけ、愛される」
「迷惑をかけたら、見捨てられる」
そんな前提が心の奥に根付いていくんです。
がんばりすぎる人って、本当にやさしい人です。
誰かの役に立ちたいし、迷惑をかけたくないし、人とのつながりを大事にしてる。
でも、だからこそ苦しくなってしまう。
「がんばる」ことは素晴らしいことです。
でも、それが「安心するための手段」になっているとしたら…
それはもう、自分をすり減らす生き方かもしれません。
本当は、もっと緩めてもいい。 ちゃんとできてなくても、あなたには価値がある。 何かを成し遂げなくても、あなたはもう“存在しているだけで大切な人”です。
僕が関わってきたクライアントさんの中でも、 「なんで私は、こんなにがんばってしまうんだろう…」と気づいた瞬間から 少しずつ生き方が変わっていく方がたくさんいます。
スキーマは“悪いもの”じゃないんです。 むしろ、あなたを守ってくれた「生き抜くための知恵」だったんです
。
でも、もうそのスキーマがなくても大丈夫だよ、って気づくと
もっと肩の力を抜いて、自由に生きられるようになります。
「がんばりすぎてしまう」って、ある意味とても誠実な生き方です。 でも、これからは「がんばらない自分」も、そっと許してあげてほしいです。
あなたは、十分すぎるくらい、がんばってます!
そのことに、どうか気づいてください。
また書きます。
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