こんばんは。
新潟県長岡市で「整体院晴々」の院長をしております、星野 健太です。
5月28日、木曜日。
1週間の仕事や家事の疲れも溜まり、ソファやベッドでゆっくりとスマートフォンを見ながらくつろいでいる方も多い時間帯ですね。 しかし、スマホをスクロールしている最中に、こんな辛い症状を感じていませんか?
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「スマホを片手で操作していると、親指の付け根から手首にかけてピキッと痛む」
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「手首を曲げるとズキズキして、ペットボトルのフタを開けるのも辛い」
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「パソコンのマウスを動かしたり、フライパンを持つだけで手首の奥に痛みが走る」
当院のHPの専門ページでもご相談が増えている、「腱鞘炎(けんしょうえん)」にお悩みの方の典型的なサインです。 この痛みをどうにかしようと、痛む手首の周りを一生懸命もみほぐしたり、手首をぐるぐると回して関節を鳴らそうとしたりしていませんか?
実は、解剖学や生体力学の視点から見ると、痛い部分に直接アプローチすることは、組織の繊維をさらに破壊してしまう危険な行為です。
手首や親指の付け根が痛くなる最大の原因は、スマートフォンやマウスを操作する時の「手首の角度」にあります。 手首から親指にかけては、指を動かすための「腱(すじ)」が、トンネル(腱鞘)の中を通るような構造になっています。
生体力学のデータによると、手首が真っ直ぐな状態であればトンネル内に負荷はかかりませんが、手首が「30度以上反った状態(背屈)」で親指を動かし続けると、このトンネルを通る腱にかかる摩擦力が急激に跳ね上がることが分かっています。
約200gほどのスマートフォンでも、手首を反らせたまま片手で支え、親指をせわしなく動かしているとどうなるでしょうか。 関節の中では、腱がトンネルの壁に何度も強く擦り付けられ、「岩角にロープを押し当てて、力いっぱい擦り続けているのと同じ状態」になってしまいます。
手首が痛むのは、筋肉が凝っているからではなく、この「強烈な摩擦によるロープ(腱)の削れと炎症」が原因です。
そのため、痛い手首の周りを外からいくら強くマッサージしても、改善には繋がりません。むしろ、摩擦で削れて悲鳴を上げている組織を外から強く押し潰すことになり、腱の繊維がさらに傷ついて、ペンを握ることもできないほどの慢性的な激痛へと悪化してしまいます。
手首の痛みを防ぐために必要なのは、痛い部分を揉むことではありません。手首の角度を真っ直ぐにリセットし、腱が擦り切れる環境をなくす「持ち方のちょっとした見直し」です。 今夜、スマートフォンを見る時からすぐに取り入れていただきたい、簡単な方法をお伝えします。
【腱の摩擦を消す、手首真っ直ぐの工夫】
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ソファやベッドでスマホを見る時、片手だけで本体の重さを支えるのはやめてください。
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膝の上やお腹の上にクッションを置き、そこにスマホを持つ「腕全体(前腕)」を乗せます。
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手首が反らないように「腕から手の甲までが一直線(真っ直ぐ)」になる位置でスマホを保持し、反対の手の指を使って画面をスクロールします。
たったこれだけです。
腕をクッションに預けて手首の反りを完全になくすことで、腱がトンネルの壁に擦り付けられる物理的な摩擦がゼロになります。 組織が削り取られることがなくなるため、スマホを操作している時の「ピキッ」とする手首の痛みが驚くほど出にくくなるのを実感できるはずです。
もし、この工夫をしても手首や親指の痛みが残る場合は、手元のクセだけでなく、肩甲骨や全身の「重心の崩れ」が定着し、腕や手首の小さな筋肉に過剰な負担が集中しやすい構造になってしまっているサインです。
毎日の家事やデスクワークで手首が辛いとお悩みの方は、組織が完全に限界を迎える前に、ぜひ一度、整体院晴々にご相談ください。
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